●2年連続応募ゼロ 産婦人科は継続
かみいち総合病院(上市町)は、9月末で産婦人科の分娩(ぶんべん)業務を休止する。新年度に助産師が5人となり、夜間の対応や安全な産科医療の提供に不安があるため。現在、同病院に通院している妊婦については予定通り分娩を行う。町は毎年、助産師を募集してきたが、2020年度以降、応募がゼロだった。産婦人科自体は継続し、産後ケアや母親教室に注力する。
14日に開かれた予算特別委員会で明らかになった。中川行孝町長は「足元が見えていなかった。おわびしたい」と述べた。
同病院の助産師は現在、正規職員6人、非常勤職員2人の計8人。3月末で正規2人、非常勤1人が退職し、さらに正規職員1人が産休に入るため、新年度から正規3人、非常勤1人の体制となる。夜勤は正規のみで行うため、1人当たりの負担が大きくなり、分娩業務を断念することにした。
同病院に通院する妊婦の最後の出産予定が9月であることから、9月末で休止する。今後、妊婦の新規受け入れは困難となる。初診の診察や健診は継続し、新生児訪問や母乳外来を強化する。分娩については、医師が病院を紹介する。
同病院は上市町、立山町、舟橋村、滑川市、富山市などからの妊婦を受け入れ、分娩件数は2019年度102、20年度112、21年度123(2月末時点)だった。
町は今後も助産師の募集は継続し、3人増員できれば分娩業務を再開できるとしている。
●プレミアム商品券販売
町側は新型コロナウイルス感染症で影響を受けた地域経済を活性化させるため、上市町内で利用できるプレミアム商品券を販売する方針を示した。1冊当たり7千円分を5千円、一世帯の人数分購入できる。
引用元:
かみいち総合病院、9月末で分娩休止 助産師不足で夜間対応できず(Yahoo! ニュース)