地方での医師不足が深刻化するなか、和歌山県は大学卒業後に県内での勤務を義務づける医学部の「地域枠」に、特に不足する産婦人科などに限定した枠を設ける方向で、県立医科大学と調整を進めていることがわかりました。
和歌山県では、南部地域の拠点として年間300件の分べんを行ってきた新宮市立医療センターが、産科医の退職が相次いで来月から分べんを休止するなど、産婦人科の医師不足が深刻化しています。
このため、県は大学卒業後、県内での勤務を義務づける医学部の「地域枠」を活用して、産婦人科の医師確保を進めていくことを決めました。
具体的には、県立医科大学が設けている30人の地域枠のなかに、産婦人科に限定した数人の枠を設けることにしていて、大学側と調整を進めているということです。
県内では産婦人科以外にも小児科などで医師不足が深刻化していて、県はこうした診療科もこの枠に加えることも検討しています。
和歌山県医務課は「産婦人科の医師不足で子どもが産めないとなると地域の衰退にもつながるので、県内でしっかり育成できる体制を整えたい」と話しています。
引用元:
和歌山県立医大に「産婦人科」枠 医師確保へ県が大学と調整(NHK.JP)