“どんぶり”にぬいぐるみと一緒に入るコアラの赤ちゃんがかわいい!と話題です。

「イトの赤ちゃんの体重を初めて測定しました。おなじみのどんぶりとぬいぐるみで、「コアラ丼」の完成です!約600gで思ったより大きかったです。ちなみにぬいぐるみは母親代わりで、少しでも落ち着いてつかまってもらうために使用しています。」

 ツイートしたのは鹿児島市平川動物公園(@hirakawazoo)です。写真には、自分より大きなコアラのぬいぐるみにしっかりつかまって体重測定をする赤ちゃんが写っています。

「なんて可愛いんだ」
「これが噂のコアラ丼 イトママ代わりのぬいぐるみにしっかりつかまってますね 元気にスクスク育ってくれますように」
「丼サイズがぴったり どっちがぬいぐるみかわかんな〜ぃ」
「体重測定の方法に愛を感じるにゃ」

 ツイートには、赤ちゃんの可愛らしさにメロメロになるコメントが寄せられて、8千以上の“いいね”がついています。平川動物公園には、現在12頭の大人のコアラと2頭の赤ちゃんコアラがいて、飼育頭数は日本最多です。コアラについて担当者さんにお話を聞きました。

──かわいい「コアラ丼」は、赤ちゃんの体重測定ではおなじみなのですか?

当園ではおなじみです。赤ちゃんコアラの測定では、ぬいぐるみを親がわりにして測定し、だいたい1kgまで使用します。袋から出る「出袋」後、2か月ぐらいまでです。コアラの体重測定は大人も赤ちゃんも毎週日曜日に実施しています。

──順調に成長しているようですね。イトちゃんの赤ちゃんについて教えてください。

 2021年5月14日生まれで、11月6日出袋のオスです。残念ながら、父親バンブラは死亡してしまいました。

──そうなのですね…。赤ちゃんのお名前はどのようにして決まるのですか?

 1月31日まで名前を公募し、その後名前の選定委員会を開催して決定します。

──もう1頭赤ちゃんがいますね。

 2021年3月27日生まれ、9月25日出袋のメスがいます。父親はブンダ、母親はヒマワリです。

──ヒマワリちゃんの赤ちゃんは、もう「コアラ丼」サイズではないということですね。コアラのどんなところを観察したらよいですか?

 当園のコアラ館は2021年3月にリニューアルオープンしました。新しいコアラ館は、コアラと同じ空間で観察できるウォークスルー方式を採用しています。コアラの鳴き声や捕食する様子、1日20時間程休んでいますが、その姿などを見ていただきたい。あと、個体によって表情や性格も違うのでそこにも注目してもらいたいです。

──コアラとの間にガラスがないのですね!国内初だとか。顔の違いなども良く見えそうですね。でも、同じ空間だからこそ、大声を出さないで静かに見守って欲しいとツイートされていました。せっかくなので、あまり知られていないコアラ情報を教えてくださいませんか?

 コアラの赤ちゃんは1円玉サイズで生まれて、約半年間袋の中で育ちます。ユーカリを食べるために「パップ」という離乳食を食べます。これは母親のウンチのようなもので、腸内細菌をもらうために食べています。

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 平川動物公園では、コアラの育成と種の保存に取り組んでいます。コアラの赤ちゃんは、大人の小指ほどのサイズで生まれて袋の中で育つため、ベテランの飼育担当者さんでも生まれてすぐの姿を見ることは稀なんだそう。そんなに小さいサイズで生まれて、袋から出られるサイズに成長したのだと思うと、赤ちゃんがより愛おしく感じますね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

引用元:
動物園の「コアラ丼」ってなに? 赤ちゃんコアラに悶絶「どっちがぬいぐるみかわかんな〜い」(まいどなニュース)