広島大学発ベンチャーのダンテ(東京都港区)は、杉山産婦人科の寺井一隆医師との男性不妊患者を対象にした共同研究において、「クレアチン」の経口摂取で精液中の「クレアチン」濃度が有意に上昇し、精子濃度と精子運動率が有意に増加したことを確認したと、先月開催された「第66回日本生殖医学会学術講演会・総会」で発表した。

世界保健機関(WHO)の2017年の調査によると、不妊の原因の48%は男性側にあるといわれている。しかし、男性不妊の原因が究明されていないことから明確な治療法や改善方法がないのが現在の状況だ。このことは、女性の妊活に比べ男性の妊活が認知されていないことも要因のひとつとなっている。



今回の検証は、昨年5〜12月にかけて来院した男性不妊外来受診者のうち、精子濃度が500万/ミリリットル以上かつ精子運動率が5%以上40%未満の精子無力症の人で、研究参加への同意を得られた29人を対象に実施された。被験者は精液中にも多く含まれるアミノ酸の1種「クレアチン」を含むサプリメントを、1日あたり20グラムを7日間、1日あたり5グラムを7日間の計14日間摂取し、摂取前と摂取後で精液中の「クレアチン」濃度の測定と、精液量、精子濃度、精子運動率、前進率、平均速度(VAP)といった精液検査し、比較した。

引用元:
「クレアチン」摂取で精子濃度と運動率が増加 男性不妊患者29人を対象に広大発・ベンチャーが共同研究 不妊の原因の48%は男性側に(ZAKZAK)