産婦人科の医師不足で産科医療を昨年11月から休止していた大町市立大町総合病院に、同科の常勤医師1人が1日までに着任した。同病院は着任を受け、11月下旬に妊婦健診を再開。同科の医師は常勤1人、非常勤1人態勢となった。今後、さらに常勤医師を確保して助産師らも増やし、分娩(ぶんべん)再開を目指すという。
藤本圭作院長によると、医師紹介会社を通じて、静岡県の病院に勤務していた高山俊弥医師(64)が11月1日付で就任した。ただ、出産を取り扱うには常勤医師は2人、助産師は数人増やして7人の態勢が望ましいとする。藤本院長は「(常勤)医師1人でも、正常分娩だけで数を制限して受け入れる方法もある。再開に向けていろいろ検討したい」と話した。
11月には整形外科医も1人増え、医師は25人態勢となった。
一方、同病院は経営改善策の一つで2018年末から実施していた職員の給料等の削減を今月で打ち切る。19、20年度決算が黒字で、事業規模に占める資金不足額の割合を示す「資金不足比率」が0%の目標を達成したことを踏まえた。当初は来年3月までを予定していた。
引用元:
大町総合病院、妊婦健診を再開 常勤医1人が着任 分娩再開を目指し態勢整備へ(信毎web)