政府は、子宮 頸 がんの予防を目的とするHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて、8年前から中止している積極的な接種勧奨の再開に向け、検討を始める方針を固めた。近く、田村厚生労働相が表明する。
子宮頸がんは、毎年約1万人が 罹患 し、約2800人が亡くなっている。早期でも子宮摘出を余儀なくされるなど、深刻な影響を及ぼす。
HPVワクチンは、2013年4月に定期接種となった。対象は小学6年〜高校1年の女子で、全3回を原則無料で受けられる。全身の痛みなど副反応が疑われる報告が相次いだため、国は同年6月、「積極的な接種勧奨の一時差し控え」との決定を下した。
その結果、国内のHPVワクチンの接種率は低迷を続け、厚労省によると、18年時点の接種率は0・8%にとどまっている。先進国では接種率が非常に高く、英国は82%、オーストラリアは80%に達している。
自民党の「HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟」(会長・細田博之元官房長官)は30日、首相官邸などを訪れ、積極的な接種勧奨の再開を求める要望書を提出した。
引用元:
子宮頸がんワクチンの「接種勧奨」再開を検討へ…近く厚労相表明(読売新聞)