秋田大が、不妊治療の成功率向上を目的に、人の受精卵を作製し、受精直後の状態を詳しく調べる研究を始めることがわかった。妊娠につながりやすい受精卵を選ぶ方法の改善につなげるのが狙い。今月にも卵子の提供を受け、年20個程度の受精卵を作製する計画だ。
計画では、秋田大医学部付属病院で、不妊治療で使われなかった精子と未成熟な卵子を患者の同意を得て入手する。卵子を体外で培養したうえで、精子と受精させる。卵子と精子の個人情報は分からないようにする。
これまで、人の受精卵研究は、不妊治療で余った受精数日後の受精卵(余剰卵)が使われてきた。ただ、妊娠の成否は受精直後から数日間の成長初期の状態が影響することが多く、秋田大は、受精卵を作製し、受精直後から受精卵の内部構造などを観察することにした。
提供者の年齢による受精卵の状態の違いも調べ、体外受精に使う受精卵を選択する際の判断に役立てるという。作製した受精卵は、国の指針に沿って受精後14日目までに廃棄し、母胎に移植しない。
引用元:
人の受精卵、秋田大が作製研究へ…不妊治療向上狙い母胎に移植せず(Yahoo!ニュース)