コロナ禍によって、外出や対面での人との接触に不安のある妊婦やそのパートナーに、自宅で出産に向けた準備をしてもらおうと、江戸川区が、妊娠や出産についての知識や心構えなどをまとめた動画を作成し、区ホームページで公開を始めた。 

 区は、初めて赤ちゃんを迎える妊婦らを対象に、区の各健康サポートセンターで出産準備や赤ちゃんの世話などを助産師や保健師が対面で教える「ハローベビー教室」を開いている。人形を抱っこする疑似体験などがあり、例年は約二千五百人が参加している。コロナ禍で昨年四〜六月は中止、その後は人数制限などの感染防止対策をとって開いてきた。

 母子保健担当の保健師が企画した動画は、ハローベビー教室のウェブ版。「赤ちゃんのいる生活」「産後の生活・からだとこころの変化」=写真、区提供=「妊娠中・産後のサポート」の三本あり、それぞれ四、五分ほど。ベビー教室のプログラムのうち重要な点をまとめ、保健師が優しい口調で語りかける。

 「赤ちゃんのいる生活」では、「ぐずるのは、ママやパパの対応が悪い訳ではありません」と説明し、赤ちゃんが泣くさまざまな理由を列挙し、「理由がないこともある」とも。ぐずったときには、抱っこしたり、話し掛けたり、おむつを替えたり、いろいろな対応を試してみるよう勧めている。

 健康サービス課の小泉京子課長は、「動画を見ることで赤ちゃんがいる生活をよりイメージしやすくなると思う。子育てに向けて話し合うきっかけに」と、視聴を呼びかけている。

引用元:
赤ちゃんのいる生活、動画に 妊婦とパートナー向け心構え 江戸川区がHP公開(東京新聞)