沖縄県本部町の観光施設「もとぶ元気村」で14日、バンドウイルカの「ディッパー」が人工授精で赤ちゃんを出産した。赤ちゃんは母親に寄り添い、プールで元気に泳いでいる。もとぶ元気村では、4月末にも人工授精での赤ちゃんが生まれたばかりで、人工授精による出産は同施設では3例目。国内では7施設ほどが取り組んでいるという。

 オキナワマリンリサーチセンター(恩納村)は、もとぶ元気村とルネッサンスリゾートオキナワで、イルカなどとのふれあいプログラムや研究事業を実施。昨年5月1日にもとぶ元気村で飼育するディッパーに人工授精を行い、受胎に成功。精液は、ルネッサンスリゾートオキナワで飼育するイルカから採取した。

 赤ちゃんは14日午前3時ごろに誕生。性別はメスで、「テモ」と名付けられた。体長115・5センチ、体重20キロ。

 ディッパーの飼育を担当する小塩奈実さん(28)は、「無事に生まれてほっとしている。赤ちゃんの泳ぎもとても上手。健康に育ってほしい」と目を細めた。

 同施設では4月21日にも、「レオ」が人工授精で赤ちゃんを出産。赤ちゃんの性別はオスで、「レグルス」と名付けられた。

引用元:
人工授精で生まれたイルカの赤ちゃん、母親に寄り添って元気に泳ぐ 沖縄の観光施設で(沖縄タイムス)