親が育てられない赤ちゃんを預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を運営する慈恵病院(熊本市西区)に2020年度に寄せられた妊娠・出産の悩み相談は、前年度より412件多い7001件となった。過去最多だった17年度の7444件に次ぐ高水準。
同市が27日、ゆりかごの利用状況を検証する市の専門部会(部会長・山縣文治関西大教授)で報告した。件数増加の理由について、慈恵病院は「新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校期間中に、未成年者からの相談が増えたためと考えられる」としている。
市によると、同病院への電話などによる相談は14年度以降、毎年約千件ずつ増加。18年度は減少したが、19年度以降は再び約500件ずつ増えているという。市は今回の相談の具体的な内容などについて、6月初旬までに開催する医師会や学校関係者などによる協議会の会合後に公表する方針。
一方、県への相談は77件、熊本市へは463件だった。専門部会は市役所で非公開であり、20年10月から半年間のゆりかごの運用状況について検証した。(清島理紗)
引用元:
慈恵病院 妊娠・出産相談7000件 20年度、過去2番目の多さ(熊本日日新聞)