乳がんを発症する日本人女性は年間およそ10万人と言われています。早期発見・早期治療が大切ですが、乳がん検診の受診率は伸びていません。負担の少ない血液検査でがんの早期発見につなげるための研究が鹿児島県内で今後本格化します。国立がん研究センターや日本対がん協会などは、血液検査により乳がんを早期発見する精度の高い方法の開発を目指し、鹿児島県など4つの道県で3000人を対象にした大規模な臨床試験を順次行っています。

 がんなどの疾患に伴って種類や量が変化する血液中のマイクロRNAを測定するもので、乳がん検診を受ける満40歳から69歳の女性に協力を呼びかけます。マンモグラフィと超音波検査に加えて、採血を行い特定のマイクロRNAを測定し、それぞれの結果を比較します。この方法が有用だと証明できると、血液検査で乳がん発見につながり、受診者にとって負担の少ない検査が実現するとしています。乳がんは40代から60代の女性に多いですが、2019年の国民生活基礎調査では、40歳から69歳の女性の乳がん検診の受診率は47.4%で目標の50%には届いていないのが現状です。

 県内では今年1月から先月末までに232人がこの研究に協力していて、今後、企業や市町村に協力を呼びかけていくということです。

引用元:
乳がん早期発見 県内で臨床研究(Yahoo!ニュース)