岩手県は県立釜石病院での分娩を、医師確保の難しさを理由に10月から休止する方針を示しています。これを受けて地元の医師会は、「安全な分娩体制維持のためにやむを得ない」と理解を示した一方、釜石市の野田武則市長は危機感を募らせました。
25日夜に行われた、釜石市と大槌町で構成する釜石医療圏の医療体制を話し合う会議で、釜石医師会の小泉嘉明会長は「人口減少の中で、1つの病院ですべてを行うことはできない」と話し、県立釜石病院での分娩を県立大船渡病院が担うことについて、「安全な分娩のためにはやむを得ず、医師会としては機能集約に協力する」との考えを示しました。
一方、釜石市の野田武則市長は26日の定例会見で、分娩休止の発表は受け止めがたいとした上で、「安心して暮らせるまちづくりを目指す復興のゴールが遠のいた」と話し、釜石病院の分娩機能の維持を今後、県や関係機関に強く働きかけたいとしています。
引用元:
釜石病院分娩休止へ 市は危機感/岩手・釜石市(ニュースエコー 岩手放送)