新型コロナウイルスの感染急拡大で旭川市内の周産期医療が揺らぐ中、妊婦や育児中の親への支援が広がっている。市内10カ所の地域子育て支援センターは感染対策をしながら相談を継続。新たにオンライン上の相談会も始まっている。「大変だったね」「一人で抱え込まないで」と温かく寄り添い、出産、育児をサポートしている。

 市内では新型コロナウイルス感染防止のため、春から産婦人科の多くで妊産婦向けの母親学級が休止し、民間や行政の子育てサロンの多くは見送られた。11月以降、クラスターが発生した旭川厚生病院で分娩(ぶんべん)が一時、休止するなどし「感染拡大の中、妊娠、出産するのが心配」「母親同士の交流が減ってしまった」などの声が上がっている。

引用元:
出産、育児の相談継続 旭川の地域子育て支援センター オンラインサロンも(北海道新聞)