小学校入学による環境の変化でいろいろ大変だったけど、小学2年・3年生くらいになってやっと落ち着いてきたかな……。そう思っていた矢先、なんだか子どもの態度や言動が「生意気」になってきた気がする!?

実はこれ、多くの保護者のかたが直面する、子育てにおける「壁」のひとつです。しかしこの壁は大人へ成長していくための大事なもの。しっかりと理解して、上手に対処していきましょう。

とにかく生意気! 「中間反抗期」
・「宿題はやったの?」「うるさいなあ、言われなくてもやるよ!」
・「どうしたの?」「別になんでもない」
・「そろそろ寝る時間よ」「わかってるよ!」

個人差はありますが、こんなやりとりが日常になりがちなのが小学校中学年あたりです。保護者の接し方はいつもと同じなのに、返ってくる言葉や態度は生意気で常にイライラしているような……。

そう感じたら、それはお子さまが「10歳の壁」「小4の壁」といわれる成長過程に差しかかっている証かもしれません。何を言っても生意気・反抗的な言葉で返してくるため、保護者はイライラがつのってしまいがちです。でも売り言葉に買い言葉で、強い言葉をぶつけてしまうのはNG。まずはお子さまの気持ちや状況を理解しましょう。

生意気&反抗的な態度になる理由は?
9歳前後、もしくはそれ以降の小学校高学年時期に以下のような特徴が見られます。

・他の子との差を認識し始める
・自己肯定感を持ち始めるが、自己を肯定する要素がなかなか見つけられない

「自分はこうしたい」という意思が強くなってくるけれどなかなかうまくいかない状況、さらに自分の行動に口出しをしてくる保護者。そんなイライラが重なって反抗的な態度・口ぶりになりがちです。

あまりの態度に保護者もカッとなり、強く叱ったり突き放したりしてしまいがちですが、大切な我が子のことを思うならお子さまの気持ちに寄り添うことが大切です。保護者自身が思春期に感じていたイライラ・モヤモヤ、さらに保護者へ感じていたことなどを思い返してみると、有効な対応が思いつくかもしれません。

「小さな大人」として尊重を
反抗期を迎えたお子さまの態度はとにかく生意気。保護者から見て「できるわけないでしょ……」と思うことも「できるもん!」と言い切ったりします。そうなる理由は「知らないことが多い」から。

お子さまの成長への糧にするなら、その場で「じゃあやってみてよ」とやらせて「やっぱりできないじゃん」と自己肯定感を削るのではなく、本当にできるようになるために基礎知識をつけてあげるのが有効です。

・今のあなたは何もできないんだから、言うことを聞きなさい
ではなく、
・やりたいことを自由にやるなら、それ以外のこともできるようになる必要がある。これからはなんでも自分でやってみようね

という「小さな大人」としての対応へシフトしていきましょう。一緒にニュースを見たり家事の分担を任せたりと、将来を見据えて必要な情報やスキルを少しずつ身に付けさせていくのがおすすめです。

知識やできることが増えれば自己肯定感も上がります。また、大人の状況や考えを少しでも理解することで、反発心や生意気な口ぶりも減ってくるかもしれません。

まとめ & 実践 TIPS
子どもから大人への準備段階へ入る9歳前後は、友人との関係が複雑になり、勉強が難しくなり、心も体も新たな成長で不安定になる時期です。不安定なときはついイライラしてしまう気持ちは、大人にも心当たりがあるはず。

口は出さなくても目は離さず、なにかあれば頼ってもらえるよう「安心な場所」としてサポートしていけるとよいですね。



出典:文部科学省「子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」
URL:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/gaiyou/attach/1286156.htm

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引用元:
「わかってるよ!」子どもの「生意気」な態度にどう接する?【小学生の反抗期】(Yahoo!ニュース)