新型コロナウイルスの感染拡大は、依然として私たちの生活に大きな影響をもたらしており、従来の生活のスタイルが大きく変わってしまったという人は少なくないでしょう。

「『良い変化』における頻出単語の可視化」を見る

しばらく辛抱すれば元通りの生活が戻ってくるというのであれば、多少不自由なことや窮屈なことがあったとしても我慢できるかもしれませんが、日々報道されるニュースを見る限り、どうやらそう簡単にはいかないようです。

「コロナ疲れ」などという言葉からもわかるように、終わりが見えない状況に疲れや不満を抱える人も出てきていますが、コロナ禍によってもたらされた社会や生活の変化は、決して悪いものばかりではないのかもしれません。

そこで今回は、コロナ禍で生まれた「良い変化」に目を向けることで、現在の生活をより良いものにしていくヒントを探っていきたいと思います。

みんなが思うコロナ禍の「良い変化」とは?
今年9月にPIAZZA株式会社は、同社が運営する地域SNS「ピアッザ」の利用者に対し、「コロナで生まれた良い変化」についての意見募集し、その集計結果を公表しました。

この調査では、設問は『逆境のこんなときだからこそ生まれた「良い変化」はありませんか? 「嬉しかった変化」「新たな発見」など、コロナを通じて生まれた「良い変化」を教えてください』という1問のみで、自由記述式で回答してもらい、その中から頻出単語を抽出しました。

この頻出単語をワードクラウド化(単語利用数が多いほど文字サイズが大きくなる)にすると、下図のようになります。

この結果によると、頻出単語は上位から順に、時間、家族、在宅勤務、子供、仕事…と続いていることがわかります。

コロナ禍によって在宅勤務やテレワークに切り替わった人は多いかと思いますが、結果的に家族や子供と接する時間が増えたことや、通勤がなくなったことで時間に余裕を持てるようになったことを、良い変化ととらえている人が多いようです。

特に頻出単語1位の「時間」は、2位の「家族」と登場回数で2倍近い差を付けており(時間:303回、家族:153回)、通勤にかかる時間、家でくつろぐ時間、家族と触れ合う時間、趣味を楽しむ時間など、さまざまな観点で「時間」の使い方が改善されていることを見て取ることができます。
2020年に出産した女性が感じた新型コロナの影響は?
また、健康情報サービス「ルナルナ」を運営する株式会社エムティーアイの調査によると、2020年に出産した女性の68.9%が、妊娠中に新型コロナウイルスの「影響があった」と回答しました。

新型コロナによるネガティブな影響(複数回答)としては、「パパ・ママ学級が中止になった(72.4%)」「妊婦健診などの通院時に、パートナーや家族の付き添いができなくなった(71.4%)」などの意見があがっており、感染拡大防止の措置によって直接的な影響を受けた人が多かったようです。

一方で、コロナ禍で感じたポジティブな変化としては「自宅にいる時間が増え、家族と妊娠期間をゆっくり過ごせた(48.7%)」「自宅にいる時間が増え、出産までの準備を余裕を持って行えた(31.4%)」という意見が上位にあがっており、こちらも「時間」についての変化はポジティブにとらえている人が多いことがわかります。

「オンライン化」によって機会の拡大も
前述のPIAZZA株式会社による調査では、頻出単語の8位には「オンライン」、9位に「機会」という言葉が出てきています。コロナ禍において、これまでは当たり前のようにできていたことができなくなった代わりに、それらがオンラインに置き換わったケースは多々あります。

リモート飲み会にはじまりリモート帰省・オンラインセミナー、果ては企業が新商品のPR・販促などのために行う展示会までも、オンライン展示会という形で開催されています。

オンラインのメリットは時間や場所に制限されないということであり、これまでよりも気軽に友人との飲み会を行えるようになったり、距離的制約があって参加できなかったセミナーや展示会に参加できるようになりました。

従来の対面での方式をオンラインで代替することによって、機会の拡大につながるという側面は、コロナ禍におけるひとつの「良い変化」と言えそうですね。

まとめ
コロナの影響でさまざまな変化があったことは事実ですが、その変化をどのようにとらえるかは人それぞれなのかもしれません。変化には良い面と悪い面の2つの側面がつきものです。自分の身に起きた変化の良い側面に目を向けてみると、ウィズコロナ時代をより良いものにしていくヒントが見つかるかもしれませんね。


引用元:
圧倒的1位! みんなが思うコロナ禍での「良い変化」って何?(LIMO)