(MBPROJEKT_Maciej_Bledows/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)
赤ちゃんが乗ったままのベビーカーが、水路に転落。沈みかけていることに気づいた少年が大慌てで冷たい水に入り、まさに間一髪で赤ちゃんを救った。
■突然の出来事に絶叫
10月3日のこと、英国・ケントで暮らす女性が、生後7週の赤ちゃんをベビーカーに乗せて水路脇の通りを移動していた。その最中に、女性は一緒にいたペットの犬にリードをつけるため、膝をついた。
すると平らに見えた通りにはわずかな傾斜があったため、女性が手を離した瞬間にベビーカーは勝手に動き始め、水路の方へ。たまたま近くを友人と歩いていたジョージ・ヒバードくん(16)がそれに気づき、「赤ちゃんが!」と大きな声で叫んだ。
■少年の決断
わずか数秒のうちにベビーカーは水路の中に。赤ちゃんを乗せたままのベビーカーはかろうじて浮いていたが、パニック状態に陥った女性はジョージくんたちに救いを求めた。
「赤ちゃんを助けて」と言われた瞬間、ジョージくんはなんとしても救おうと決意。普段は魚やコケが苦手だというが、このときは迷わず冷たい水に入り、沈みかけていたベビーカーに向かって必死に移動した。
すでに辺りは暗かったというが、どうにかベビーカーにたどり着いたジョージくんは、持ち上げることに成功。水が入らないよう注意しながら、通りを目指したという。
■優しい心遣い
無事に赤ちゃんを連れて通りに這い上がったジョージくんは、女性にベビーカーを差し出してようやく安堵。
さらに「タクシーを呼びましょうか」と申し出たが、女性はひどく恐縮して「近所で暮らしていますから」と答え、連絡先の交換もせず去ったという。体が冷え切っていたジョージくんも慌てて家に戻り、風呂で体を洗った。
その後、「あのお母さんは、赤ちゃんをちゃんと病院で検査してもらったのでしょうか」「(赤ちゃんが)どうなったのか。僕はそれが心配です」とメディアに語った優しいジョージくん。彼の母親もメディアの取材に応じ、「息子をとても誇らしく思います」とコメントしている。
なお、この日、付近で救急車が呼ばれた記録はないと判明。ジョージくんとその家族は、赤ちゃんが家でしっかり世話をされ、元気にしていることを心から願っているという。
■善意で人助けする人は多い
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,348名を対象に調査したところ、ジョージくんのように「困っている人を見たら手助けできる」と回答した人は全体の61.0%という結果に。善意がある人は半数を超えていた。
世間からは、「本当に良い子だ」「ジョージくんも無事に通りに戻れて何よりだった」という声が多く上がっている。人命救助に立派に貢献した優しいジョージくんを、英国メディアは「まさに英雄」と称えた。
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年3月23日〜2018年3月27日
対象:全国20代〜60代の男女1348名 (有効回答数)
引用元:
赤ちゃんがベビーカーごと水路に落下 母に代わり救出した16歳少年に称賛の声(ニフティニュース)