新型コロナウイルスの国内の感染者は26日、3万人を超えた。

2020年1月の感染初確認から感染者の増加ペースは加速し、全国に拡大している。

国内で感染が初めて発表されたのは、1月16日。

その後、感染者が1万人を超えたのは、およそ3カ月後の4月18日。

4月16日には、緊急事態宣言が全国に拡大し、7月7日に感染者が2万人を超えた。

1万人から2万人までは2カ月半ほどだったが、感染者の増加ペースは速まり、26日、3万人を超えた。

2万人から3万人を超えるまでは、19日間だった。

感染は全国に拡大し、福岡、兵庫、熊本で過去最多の感染者数となっていて、各世代で感染している。

こうした状況に、日本医師会の釜萢敏常任理事は、「重要な指標は、日々の新規感染者数だけではなく、どのような新規感染者が、どこで確認されているかと、医療提供体制の今後の見通し」と指摘する。

また、「医療提供体制は、日々逼迫(ひっぱく)の度合いを高めていて、少なくとも2週間後の予想をしっかりふまえて、病床確保など対策を講じる必要がある」としている。



引用元:
「医療 ひっ迫度高めている」 感染者増加で(FNN)