イギリス出身で人気プラスサイズモデルとして活躍するイスクラ・ローレンス。体型を理由にモデル事務所を解雇されたり、心無い中傷を受けたりした経験を持つ彼女は、人々の美の固定概念を覆すべく、ボディポジティビストとしても活動している。

そんな彼女が6月16日(現地時間)自身のYouTube動画で自宅での水中出産の経験をシェア!

水中出産とは、ぬるま湯をはった小さなプールや浴室を利用して、水の中で赤ちゃんを産む出産方法のこと。楽な体勢、好きな場所で産むことができ、ママが主体となって出産を進めることができる「アクティブバース」でもあるこの方法は、世界で広まっているのだとか。

動画内でイスクラは恋人のフィリップ・ペインと共に、出産の流れをシェア。吐き気や下痢と戦いながら、喋ることもままならないほど苦しかったイスクラの陣痛は12時間にも及ぶものだったそう。妊娠中、自宅でも最も落ち着く場所だったトイレで時間を過ごし、フィリップはそばで彼女を支えていたという。

フィリップの目に羊水が入ってしまうほどの勢いだった破水後、すぐに自宅で用意した専用の小さなプールに飛び込んだイスクラ。「とっても気持ちよかった」「プールがなかったらどうしていたかわからなかった」と話したものの、30分後に到着した助産師が水の温度を確認したところ、温度が低すぎるというアクシデントが発生。

危うく水中で産むことができなくなる危機にさらされながらも、そばにいた両親がすぐにお湯を入れ直して再開。しかし、なかなか赤ちゃんが出てこないため、助産師もプールに一緒に入り、赤ちゃんを引っ張り出すことに。

その痛みによるイスクラの叫び声は、隣の家の子どもが驚くほどのものだったんだとか。頭が出て来た時点で、プールからすぐに出て、無事出産。数秒後に赤ちゃんは泣き始め、無事4月23日(現地時間)に赤ちゃんが誕生!

彼女にとって驚きだったのは、出産後すぐにベッドで横たわりながら取り出した胎盤。声を上げるほど、胎盤を取り出すのは快感だったのだとか。

「世界で1番気持ちがいい」
「誰もこんなに素晴らしい安堵だなんて教えてくれなかった」

二人は取り出した胎盤を庭に埋めて、木を育てる肥料として利用することに。

こうして妊娠や出産経験をオープンに話し、出産予定、妊活中の人たちへエールも送ったイスクラ。だけど昨年12月、子どもの性別は世の中にオープンに発表しない方針だと宣言。

「ここまでは私の妊娠の経験だけど、性別は子どもの人生に関わること。今は性別を知っているけれど、もしかしたら私の子どもがその性別を選ぶかはわからないし、そんなパーソナルなことを大ごとにするのは正しくない気がするから」

イスクラは他にもYouTubeやInstagramで、マタニティファッションやセルフケアについてシェア。様々な経験をもとに、常に女性をエンパワメントする彼女から今後も目が離せない!

引用元:
胎盤を取るのは快感!?人気モデルが「水中出産」の経験をシェア(Yahoo!JAPANニュース)