どの男性の子どもを産むか? 女性にとっては人生を左右する選択だが、女性の意思とは別に、卵子は独自に精子を選別しているという、驚くべき研究が発表された。
ストックホルム大学とマンチェスター大学NHS財団トラストの研究によると、人間の卵子は、精子を引き寄せるために、化学的な誘因物質を放出しているが、その化学物質を利用して「好み」の精子を選んでいるというのだ。つまり卵子は、必ずしも正式なパートナーの男性の精子を引き寄せるわけではないのだ。では、卵子の「好み」は何によって決定されているのか? これは未解明のようだ。より高品質な精子を選んでいるという身も蓋もないものから、遺伝子上の相性だというものまでさまざまな仮説が想定される。
研究に参加したダニエル・ブリソン教授は、「卵子が精子を選択しているというのは、きわめて驚くべきことです」と述べる。
「人間の意思とは別に、遺伝子が誰の子どもを産むかを決めているのです」
これは一般的に言うと、心の相性と体の相性は別だということ。いくら愛し合っている夫婦でも子供に恵まれないケースはあり、セックス後もパートナーの精子を「卵子」が選り好みしているという仮説が成り立つ。同研究は不妊治療の改善につながりそうだ。
引用元:
科学的に解明「卵子は精子を選り好みする」(日刊ゲンダイ)