新型コロナウイルスが人々の命を脅かしているが、新しい命が着実に生まれてきているという事実も忘れてはならない。
そして今、困難な状況下で出産を果たしたというニュースが、世界中の人々の心に希望の光を灯している。
妊娠33週にして新型コロナウイルスに
米国ワシントン州に住むアンジェラ・プリマチェンコさん(27歳)は、レガシー・サーモンクリーク医療センターで働いている呼吸療法士だ。3月24日、咳や熱などの症状に悩まされていたブリマチェンコさんは新型コロナウイルスの検査を受けたところ、結果は陽性。この時、プリマチェンコさんのお腹の中には33週の赤ちゃんが宿っていた。
3月26日にプリマチェンコさんは自身が働く病院の集中治療室に運ばれ、人工呼吸器を装着。この時の心境について「呼吸療法士である私はいつものように呼吸をし続けることができず、生きるのが難しいと分かっていました」と『CNN』の取材に語っている。
人工呼吸器を装着してから3日後、プリマチェンコさんは昏睡状態に陥る。医師たちは、プリマチェンコさんとお腹の赤ちゃんの命を守るべく、予定日より数週間早いものの、分娩を誘発することを決断。
そして4月1日、プリマチェンコさんは昏睡状態のまま、約2040gの少しだけ小さな、しかし、元気な女の子の赤ちゃんを出産した。
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お腹の代わりに「生命の息吹」が
4月6日、プリマチェンコさんは目を覚まし、人工呼吸器が外された。『TODAY』の取材に「私が病気になるなんて私を含めて誰も予想していなかったので、出産するなんて思ってもみませんでした」と答えるブリマチェンコさん。「薬を飲んで、目が覚めて、急にお腹の膨らみが無くなってしまっていたのは本当に衝撃でした」とも。
プリマチェンコさんは4月11日、集中治療室から一般病棟に移動。壮絶な出産を乗り越えたブリマチェンコさんは、病院のスタッフから盛大な拍手が送られた。
その後、新型コロナウイルスの検査で陰性が確認され、無事赤ちゃんと対面を果たし、その腕で抱きしめることが出来た。
赤ちゃんは、「アバ」と名付けられた。この名前は「生命の息吹」という意味を持っているという。まさに生命の力強さを感じさせてくれたプリマチェンコさんとアバちゃん。これから幸せな生活を送ることを願ってやまない。
引用元:
新型コロナに感染した妊娠33週の女性、昏睡状態のまま赤ちゃんを出産!病院スタッフから拍手喝采(BIGLOBEニュース)