東大卒で知られるタレントの八田亜矢子が18日に自身のブログを更新。電車で体験した出来事について綴ったところ、読者から「あったかい」「素敵な話」などの声が寄せられることに。

■高齢女性に席を譲ってもらう

2月に第一子妊娠を発表した八田。この日、実家に行くために電車に乗ったのだが、そこで「年配のご婦人から初めて席を譲っていただくという経験」をしたと明かす。オーバーサイズのコートを着ていたものの、相手女性は八田が妊娠中であることに気付いたようだ。

そのときちょうど電車が揺れ、相手女性がよろめいたこと、八田自身の体調も良かったことなどの理由から「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えつつ座り続けてもらったそうだが、「自分が譲ってもらえるなんて思っていなかった」こともあり、八田は「内心すごく嬉しかった」と綴る。

■人の優しさに触れ温かい気持ちに

もともと電車が混んでいる時間帯には乗らないこと、つわりもそこまで酷くないなどの理由で、「マタニティマークは母子手帳ポーチにつけて普段は見えないようにして」いるという八田。

しかし、妊娠後期に入り、お腹も目立つようになってくると、周囲の人たちから「優しくしていただく機会も増え」たそうで、「その度にすごく温かい気持ちになっています」と述べる。

そして、「私もあんな風に咄嗟に他人に優しくできる人間になりたいな」と綴ったのだった。

■「あったかい」「捨てたものじゃない」

このエピソードに対し、読者からは「あったかい」「心温まるストーリー」「みながそうであってほしいものですね」など、感動の声が寄せられることに。

また、昨今の社会状況を踏まえた、「コロナウイルスが流行りトイレットペーパーやマスクの奪い合いが横行しているご時世に心温まるお話をうかがい、まだまだ世の中捨てたものじゃないと思いました」などの声も確認できる。

■妊婦に席を譲る人は約6割

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代〜60代の男女1,789名を対象に実施した意識調査において、「電車で妊婦がいたら席を譲るようにしている」と回答した人は60.1%だった。

電車・妊婦

性年代別にみていくと、全体的には男性より女性のほうが、さらに高齢者のほうが妊婦に席を譲る傾向が高いこともわかっている。

暗いニュースが相次ぐこの頃なだけに、ほっこりさせられるエピソードであった。

・合わせて読みたい→電車で座ろうとしたら幼児が滑り込んできた… その後の親の行動に絶句

(文/しらべぇ編集部・宝田洸太)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年2月21日〜2020年2月26日
対象:全国10代〜60代の男女1,789名 (有効回答数)

引用元:
妊娠後期、電車で高齢女性に声をかけられ… 「すごく嬉しかった」(しらべぇ)