女性医師の数は若い世代を中心に少しずつ増えてはいるものの、まだ全体の2割ほど。皮膚科や産婦人科に多いなど、診療科による偏りが目立つ。

厚生労働省が2年ごとに公表している「医師・歯科医師・薬剤師統計」(2018年末現在)によると、医師の数は、男性25万5452人(全体の78.1%)、女性7万1758人(同21.9%)。女性医師は、依然として2割強にとどまるが、前回比では6.3%増と、増加のペースは男性(1.4%増)をしのぐ。

女性の医師数は1990年あたりから、少ないながらも右肩上がりで増えており、若い世代ほど割合も高い。医療施設(病院、診療所)全体の医師を年齢別にみると、女性医師の割合は「29歳以下」が35.9%で最も高く、「30〜39歳」で31.2%、「40〜49歳」で26.3%、「50〜59歳」で16.6%だった。

女性医師の特徴としては、特定の診療科への偏在が挙げられる。病院では皮膚科、産婦人科、乳腺外科、眼科、麻酔科などで、いずれも女性患者の割合が多かったり、長時間・不規則勤務が比較的少ないとみられたりする職場だ。

特に皮膚科の医師は女性が全体の54.8%を占め、統計の中で唯一男性医師の割合を上回った。このほか、産婦人科は44.5%、乳腺外科は44.1%、眼科は42.4%、麻酔科は40.9%と4割以上。一方で、気管食道外科(2.5%)、心臓血管外科、整形外科(いずれも6.2%)、脳神経外科(6.5%)など8つの診療科では1割以下だった。女性医師の偏在は、診療所でもおおむね同様だ。

引用元:
医師の男女比は8:2 女性の割合増えるも診療科に偏り(nippon.com)