熱海市の国際医療福祉大学熱海病院(269床)が来年4月以降の分娩(ぶんべん)を休止することがわかった。10日の同市の定例市議会で明らかになった。病院側は「諸般の事情」としているが、斉藤栄市長は「全国的な医師不足や偏在により、産科医の確保が難しいことが背景にある」と説明している。

 同病院は国立熱海病院から業務を引き継ぐ形で2002年に開院。その際、熱海市と、分娩(ぶんべん)を担う産婦人科について「整備目標とする」との覚書を交わした。その後、婦人科を09年7月に休止、産科のみを維持してきた。現在、産科の医師は常勤2人、非常勤1人だが、4月以降の診療体制は未定という。

 熱海市内には、ほかに分娩できる医療機関が1カ所しかなく、市内の分娩の約3分の1を担う熱海病院の休止は痛手だ。市は同病院に分娩の継続や休止後の速やかな再開を働きかけていく方針。

引用元:
国際医療福祉大熱海病院が分娩休止へ 産科医確保難しく(朝日新聞)