妊娠中は、日々の行動が普段より一層大変になります。心地いい体勢で眠れなかったり、座った状態からスムーズに立つことができなかったり。

1日中立ち仕事でも、8時間座りっぱなしのデスクワークでも、働くことが一苦労になります。そして、通勤も楽しいものではなくなります。

長距離通勤(80km以上)の場合は、実際に母体と胎児の健康にリスクがあります。それよりも短距離の通勤であれば、基本的には危険ではありませんが、それでもまったく快適ではないでしょう。

通勤で公共交通機関を使う人は特にそうだと思います。他の人が持ち込む匂いもするような新鮮でない空気の、温度調節ができない限られた空間に身を置くことになります。

しかし、妊娠中の通勤の不快さを少しでもマシにする方法がいくつかあります。

1. お菓子やスナックを常に持ち歩く

妊娠中にお菓子やスナックが大事な理由はいくつかあります。

食欲が旺盛になっていたり、つわりなどで吐き気やむかつきがある場合、どちらも非常用のお菓子で食い止められることがあります。

ショウガの飴やシンプルなクラッカーなどはお腹を落ち着かせたり、血糖値が下がった場合の糖分補給になります。(米Lifehackerのスタッフは必ずグミを持っていました)

もしくは、ゆっくりと時間をかけて食べられて、隣の人の匂いよりもフレッシュな香りが楽しめるリンゴなどもいいです。

2. ゆっくり時間をかけて移動する

電車やバスが超満員で、次に来るのを待つだけの時間の余裕がある場合は、間違いなくそうした方がいいです。

次に来るものの方が少し空いている確率が高く、混んでいなければ変な臭いがしたり、暑過ぎたりする可能性が低いので、待つだけの価値があります。

暇つぶしに本を持っていったり、スマホにゲームを入れておいたりしましょう。役に立たないけれど、知っているとためになるような知識を覚えるのにいい時間かもしれません。

3. 座席に座る

座席を確保するのにやらなければならないことはやりましょう(もちろん許容範囲の中で)。人生のうちで座席を確保しなければならない時があるとしたら、妊娠中の今です)

明らかに妊婦だとわかるのに誰にも気づかれない時や)明らかに妊婦だとはわからない時期だけれどつわりなど体調が優れない時は、ためらわずに座席を譲ってもらえないか聞いてみましょう。(マタニティマークをもらったら堂々とつけてくださいね)

後者の場合、妊婦に見えないかもしれませんが、他人の場合は妊娠中だと知られても大丈夫です。

見知らぬ他人がそのことをFacebookに投稿したり、あなたの同僚にバラしたりすることはありません。

必要な時は思い切ってこのように言ってみましょう。

「席を譲ってくださいと言うのは好きではないんですが、譲ってもらわないとあなたの膝の上に吐いてしまいそうな状態なんです」

4. アクセサリー・小物を活用する

アクセサリーや小物というのは、自分のスタイルを表現したり、洋服に別の魅力を付け加えるために身につけるものですが、妊娠中は不快感を軽減するのに役立ちます。

以下のようなアイテムを常に持ち歩きましょう。
•スカーフ:夏場は軽いシルクのスカーフを、寒い時期はマフラーやウールのものなど。おしゃれに見せたり、暖かくしたりするだけでなく、鼻のあたりを覆えば嫌な臭いをブロックできます(マスクもいいですね)
•サングラス:めまいや吐き気がした時に、必要以上に注目を集めずに済みます。
•うちわ・扇子:暑過ぎると感じた時は、バッグの中に入っているものや手元にあるものを何でもうちわがわりに扇ぐことができます。扇子だと持ち運びも便利です。
•エチケット袋:可愛いものでも持っていない限り、これはアクセサリーではないでしょうし、できれば使いたくないと思いますが、備えあれば憂いなしです。

5. 「いい匂いバリア」でごまかす

妊婦は嗅覚が鋭くなります。(隣の人のコロンなど)ほんの微かな匂いに反応して気分が悪くなることもあります。

そんな時は、本当に妊娠中の友人が実際にすすめている方法を試してみてください。

朝、自分のおでこにペパーミントのエッセンシャルオイルを少しつけると、通勤中はその匂いが他の匂いに勝つのです。妊婦の友人はこの方法を「いい匂いバリア」と呼んでいます。

エッセンシャルオイルの効き目が途中で切れる場合は、ラベンダーをしおり代わりに使って、しおりが挟んであるページに鼻を近づけて匂いを嗅ぐのもいいと言っています。

好きな香りのハンドクリームやローションを使って、手の匂いを嗅ぐのもいいですね。これなら通勤中の不快感を乗り越えようとしているのがバレません。

ちなみに、日本では、妊娠中の女性労働者が、申し出ることにより、通勤緩和や休憩時間の措置を受けることができる(男女雇用機会均等法第13条関係)制度などもあります。

そういったものも上手に活用して、ご自身の体調にあわせて妊娠中でも快適に無理なく仕事が続けられるように調整できるといいですね。

参考: 女性にやさしい職場づくりナビ


引用元:
妊娠中の通勤、その不快感を少しでも軽くする5つの手段(ライフハッカー〔日本版〕)