南加賀で分娩数最多 より広く、出産快適に

 小松市園町の恵愛病院が十一月一日、同市光町へ移転し「恵愛みらいクリニック」として開院する。同院は南加賀地域では最も多い年間約六百五十人の赤ちゃんが生まれ、地域の周産期医療を支えている。引き続き産婦人科と小児科があり、十九床ある入院部屋は全て個室。待合室も広くなり、より快適に利用できる。

 新クリニックは三階建てで、延べ床面積は約二千七百六十五平方メートル。現在の四階建て病院よりも、やや広くなるという。一階に受付や診察室、二階に分娩(ぶんべん)室、二、三階に入院室を備える。少子化を踏まえ、現在の三十五床から減らした。三階建てのため、通路や待合室も広く、利用しやすくなった。

 二十九日にクリニックで竣工(しゅんこう)式があり、関係者が完成を祝った。村上弘一(こういち)理事長(61)は「院内は明るく、より快適に出産できる。小児科もあるので、次の世代を産み育てるお手伝いができれば」と話した。

 恵愛病院は一九八二(昭和五十七)年に開院し、医療法人社団恵愛会が運営している。産婦人科の常勤医は村上理事長を含め二人で、非常勤が三人。産婦人科は、従来通り日曜祝日と木曜午後が休診となる。(青山直樹)


引用元:
恵愛病院 あす移転開院 小松・光町に「みらいクリニック」(中日新聞)