兵庫県丹波篠山市にある兵庫医科大学ささやま医療センター産婦人科の分娩休止問題を受け、同市は妊婦専用の救急車「マタニティサポートカー」の導入を検討している。神奈川県湯河原町が昨年度から全国で初めて導入しているものを参考にし、分娩休止を受けて妊婦の間に広がっている不安の解消や、より安全な出産を目指す施策の一環として検討。同センターは来年3月末をもっての分娩休止を決めており、酒井隆明市長は、「丹波篠山市で導入できるかどうか、早急に検討したい」と、来年4月からの導入に前向きな姿勢を示している。

 湯河原町で導入しているサポートカーは、おなかの張りや破水など出産のきざしが見られたり、出産予定日になったときなどに利用できるもの。事前に制度に登録した妊婦がかかりつけの産科医に電話。医師が必要と判断した場合、救急隊員が消防署にあるサポートカーで出動し、かかりつけの医療機関まで無料で搬送する。緊急の場合は赤色灯を回し、サイレンを鳴らしての走行が可能という。

引用元:
妊婦専用の救急車導入を検討 中核病院の分娩休止受け 不安解消や安全な出産目指し(丹波新聞)