子宮がない女性に他人の子宮を移植して出産につなげる「子宮移植」について、1600人を対象にした意識調査で、肯定的な意見が否定を上回っていることが、東京大の研究で分かった。30代など生殖補助医療が身近とみられる層で肯定の割合が高かった。一方、社会的に認めるべきか「わからない」が4割以上を占め、理解度の低さも浮き彫りになった。

 31日に米学術雑誌「PLOS ONE」に発表した。子宮移植は、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」などの女性が対象。移植によって出産できるが、妊娠中に免疫抑制剤を使うなどの課題もある。

 2014年にスウェーデンで初めて出産に成功。これまでに世界で10人以上が生まれた。国内は慶応大のチームが臨床研究を目指しており、日本医学会が倫理的な課題を審議している。

引用元:
「子宮移植」で出産、肯定意見が否定を上回る 東大研究(朝日新聞)