高岡市民病院は九日、新規に導入した内視鏡下手術支援ロボット「da Vinci(ダ・ヴィンチ)Xiサージカルシステム」の内覧会を開いた。導入は県内では五病院目。年内にも泌尿器科の前立腺がんや産婦人科の子宮筋腫などの手術で使用する。
手術部位に3Dカメラと鉗子(かんし)を備えたロボットアーム計四本を挿入し、医師の遠隔操作で手術する最新型。従来の開腹手術より患者の体への影響や負担が軽減される。ロボットアームは人間の関節以上の可動域があり、体の奥にある臓器の手術も比較的安全にできる。操作装置は、3Dで手術部位を正確に明瞭な映像で確認できる仕組み。米国メーカー製。
泌尿器科の林典宏主任部長は「傷が小さく、出血も少ない。支援ロボットの手術がメジャーになってくる。操作する医師の技術を高めていきたい」と態勢づくりを進める。今後、支援ロボットを手術室に設置し、医師が支援ロボットの操作資格を取得する研修に参加する。
藪下和久院長は「支援ロボットの導入の有無が今後の医師確保にも影響してくる。先行投資的な意味合いもある」と話す。 (武田寛史)
引用元:
内視鏡下手術 支援ロボ導入 高岡市民病院、県5例(中日新聞)