妊娠中に発見または発症する、糖尿病ほどではない糖代謝異常を指す「妊娠糖尿病」。その危険性や治療について糖尿病が専門の中島内科クリニック・向笠司医師と上町の後藤産婦人科医院・後藤誠院長が対談した。

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 向笠「母親が高血糖であることによって、おなかの子どもの血糖値も高くなり、様々な合併症が起こり得ます」

 後藤「はい。流産や形態異常、巨大児などのリスクが高くなります」

 向笠「産婦人科ではどのようにして検査を行っていますか」

 後藤「妊娠初期、インスリンが効きにくくなる中期にそれぞれ検査を行い、基準値を超えた場合には専門医に紹介します。きちんと管理を行えば合併症リスクはほとんどなくなります」

 向笠「専門医では、食事療法や運動療法によって血糖値を管理します。カロリーが少なく、かつ美味しい料理でストレスの軽減も図っています」

 後藤「また、産後正常化しても、その後糖尿病に移行しやすいという特徴もあります。食事・運動の継続、定期的な検査が必要です」

 向笠「両院が密に連携をとることで今後も予防していきたいと思います」

引用元:
「妊娠糖尿病」とは (タウンニュース)