手や足などに水疱性の発疹が現れる手足口病の大流行を受け、日本産婦人科医会は、ウェブサイトで妊娠中の罹患に関する情報を提供した。まれに流産や死産の症例や胎児水腫の報告があるとしながらも、ほとんどの場合は、罹患した妊婦の症状に応じた治療を行い、「慎重な経過観察だけで済む」といった見解を示している。【新井哉】
同会は、急性ウイルス感染症の手足口病の主な原因ウイルスが、エンテロウイルス71やコクサッキーウイルスA16であることなどを取り上げ、「おもに4歳位までの幼児を中心に夏季に流行が見られる疾患」と説明。口腔粘膜や四肢に2―3ミリの水疱性発疹や発熱などを主症状として発症することや、経口や飛沫、接触などで感染が伝播することを挙げている。
妊婦に関しては「感染することはまれ」としているが、子どもから罹患する場合もあるとして注意を促している。「罹患した場合についての詳細かつ広範な症例の分析報告」や「胎児異常との明らかな因果関係を証明した報告」はないと説明している。
引用元:
妊婦が手足口病、「慎重な経過観察だけで済む」 日本産婦人科医会が情報提供(医療介護CBnews)