妊娠中の体調不良はよく見られることです。今回は、妊娠した時から胃がずっと痛いという相談がありました。ためになるアドバイスがありますので、看護師さんからの回答を見てみましょう。
妊婦さんからの質問:「胃の痛みを解消する方法はありますか?」
『現在妊娠4ヶ月で安定期も目前なのですが、妊娠発覚時より胃痛が続いています。吐きつわりはないため、胃酸過多なのかな?と思ってホットミルクを飲んだりしているのですが、ひどいときは胃痛で眠れないこともあります。担当医にも相談していますが、吐いてはないから我慢だね。妊娠ってそんなものだよ。と言われるだけでつらいです。流産の兆候なのかも?なんて考えたくないこともつい考えてしまいがちになり精神面でもあまりよろしくないなと思い質問しました。食事療法でもなんでも良いので、胃痛を治める方法が知りたいです。(20代・女性)』
妊娠すると、胃の痛みを訴える人は多いです。
妊娠すると、体調の変化や子宮が大きくなることで、胃に負担がかかるため痛みを感じやすくなります。
『妊娠初期に起こる胃痛はつわりによるもので、急激なホルモンの変化やストレスが原因と言われています。(看護師)』
『妊娠するとつわりはなくても胃痛や胸やけがする方がいます。これは子宮が大きくなるにつれて胃が圧迫されたり、ホルモンの関係で胃酸の分泌が増えたりするから生じます。(看護師)』
食べ方を工夫して胃痛を乗り切ろう!
一般的に刺激物といわれるものは胃痛の時はお勧めできません。また、空腹や満腹の時に胃痛が起きやすいです。一度にたくさん食べるのではなく、こまめに食べることも意識しましょう。
『脂っこい物、辛い物、極端に熱い物なども胃酸を増やす要因になりますので避けるようにしてください。コーヒーも胃酸が増えますので、嗜好品はホットミルクや白湯などに留めておくとよいでしょう。(看護師)』
『熱すぎるもの・冷たいもの・香辛料など刺激の強いものは控えてください。消化のよい柔らかいものを、ゆっくりよく噛んで召し上がるようにしてください。(看護師)』
『胃痛が辛いと思いますが、脱水にはならないように少しずつ負担をかけない食べ物や飲み物を食べるようにしてください。胃痛や胸やけは妊娠後期まで続くことがあります。(看護師)』
『痛みがある時は、何回かに分けて少量ずつ摂るといいでしょう。(看護師)』
『つわりに関してしょうがの効果が示されている研究がありますが、はっきりとした根拠が出されているわけではありません。ただ、しょうがそのものに関しては安全性に問題がありませんので、試してみるのは良いと思います。(看護師)』
このように、妊娠中に起こる胃痛は珍しくありません。妊娠して体調が変化するからです。胃の痛みを解消しやすいのは食事です。消化に良いものを少しずつ食べて、胃に負担をかけないようにしてみましょう!
参考文献:
堀内成子 編 「エビデンスをもとに答える妊産婦・授乳婦の疑問92」 南江堂 2015年6月
引用元:
妊娠中に起こる胃痛の原因とは?おすすめ解消法はコレ!〈ニコニコニュース)