堅実女子の皆さんは、かかりつけの「婦人科」はありますか?生理管理アプリ「ルナルナ」を運営する「株式会社エムティーアイ」が行なった調査結果によると、「かかりつけを持っている」と答えた女性は39.9%だそう。女性のからだを専門的に診る診療科目にかかわらず、かかりつけとして認識している婦人科がある人は半数以下なのです。
婦人科は妊娠・出産する人とがん検診の人が行くところ?
なぜ日本の女性は、婦人科のかかりつけ医を持っている人が少ないのでしょうか?その理由を探るべく、まずはかかりつけを持っている人に「かかりつけの婦人科を持つことになったきっかけ」を調査。結果は以下の通りとなりました。
妊娠・出産予定のない世代では、月経不順や異常で来院することが多いと思います。
一番多いのは「妊娠検査・妊娠診断・出産」(19.6%)。出産を行なうのは婦人科ではなく「産科」ですが、そのほとんどが両方を兼ねた「産婦人科」となっています。その結果、妊娠や出産で受診した場所が自然とかかりつけの婦人科となるケースは多いようです。次に多いのは「がん治療」(14.3%)。多くの自治体では子宮がん検診を無料で行なっているので、対象年齢になった人が近くの婦人科で検査し、そのままかかりつけになるのでしょうか。
ただこの結果を見ると、妊娠やがん検診がないと婦人科へ行くきっかけがつかみにくいともいえます。その結果20代などの若い世代は、足が遠のいてしまうのではないでしょか。実際同調査によると、20代後半は婦人科の受診率が79.5%なのに対し、20代前半はガクッと下がって60.9%。さらに10代となるとわずか31.8%しか受診していないといいます。
婦人科へのハードルは「行くタイミングが分からないこと」と「羞恥心」
なぜ日本の女性は妊娠やがん検診がないと、婦人科へ足を運ぶきっかけがつかめないのでしょうか?そこで同調査では女性を対象に婦人科受診に対するイメージを調査。さらに「かかりつけの婦人科がある」「かかりつけはないが受診したことはある」「婦人科を受診したことはない」それぞれで答えを抽出したところ、以下のような結果となりました。
婦人科に行き慣れていても内診は恥ずかしいもの。ちなみに生理中でも内診は可能です。
かかりつけがある人で一番多かったのは「自分のカラダを知り、ケアするために必要である」(50.1%)という回答。一方「かかりつけはないが受診したことはある」人は「恥ずかしい」と、「どのようなときに行くべきかわからない(受診するタイミング)」がほぼ同じくらいでトップとなっています。受診したことがない人は「どのようなときに行くべきかわからない(受診するタイミング)」が最多。やはり妊娠や出産予定のない若い世代は、そのタイミングをつかみにくいようです。
その一方で、かかりつけがある人でも「恥ずかしい」と答えた人は35.6%とかなりの数いる点にも注目。婦人科といえば膣の中を診察する「内診」があり、やはり若い人ほど恥ずかしさと抵抗感があるのも理解できます。医師が女性でも恥ずかしいのに、男性だったら……と考える人も多いかもしれません。
妊娠していなくても膣のエコーはとります。
とはいえ、女性にとって自分の生理やホルモンについて関心を持つことはとても大切。妊娠や出産の予定がなくても、何かおかしいと思ったらすぐ婦人科へ行く心構えを持ちたいものです。
【調査概要】
調査主体:株式会社エムティーアイ 『ルナルナ』×「シンクパール」共同意識調査
調査実施時期 :2019年2月21日〜24日、
調査方法および人数 :『ルナルナ』にて10代〜50代以上の女性 11,198名
引用元:
「かかりつけの婦人科」を持っている女性は4割以下……女性が感じる婦人科への抵抗感とは?(ニコニコニュース)