育児中は予想外に出費が増加するので、祖父母からのプレゼントは、値段が高いほどありがたいものです。でも、ハズレだったら、「ありがた迷惑」。嫁姑仲も悪くなります。
ベビーカーを贈るなら、背が高い親にはハンドルや座席が高く振動の少ない欧米製品を――。逆に、頻繁に車に乗せる親には数千円から買えるコンパクトに折りたためる軽量を推奨します。せっかく7万円以上もする高級品をあげても、かえって嫌がられることになりかねません。中古品やレンタル製品も、タイヤ、ハンドルが古く動かないことも多いので要注意です。
ベビーベッド選びも慎重にしましょう。将来、ベビーサークルに使用できるからと数万円を出しても、高さの調整中にケガをさせてしまうケースも。軽量で持ち運びに便利な1万円ほどの布製が合う場合もあります。
衣類は、数カ月後に着られるからと大きめのサイズを選ぶと、その頃には季節が変わり着用できないこともあります。子供のサイズを聞いて購入しても、メーカーによりサイズが異なり、実際には子供のサイズより小さく不要になることも……。
育児関連で、節約できるのは玩具です。孤独な育児中、唯一、赤ちゃんの反応がわかるのが早期教育。だから親は、「知育にいい」などと書かれていると数万円出しても購入してしまいます。でも、ダンボールやペットボトルの手作りなら指先、五感も使えます。図書館で本を借りれば、その分、節約できます。
毎月の出費は、オムツ代・お尻ふきテッシュが1万円、ミルク代が7000円。年齢にあった玩具、離乳食用のベビーフード、ストロー付きコップや子供用の皿などに保育園なども含め、年間で100万円以上も支出が増加。認証保育園なら、もっと出費が増えます。
忘れがちなのは、確定申告で医療費控除をすれば出産の入院費、分娩(帝王切開含む)費、定期検診、出産時のタクシー代、不妊治療を控除できる点です。出産費用が60万円の場合、出産一時金42万円を引いた実質から10万円(所得200万円未満は所得×5%)を引いた8万円分が対象になります。収入が330万円から695万円世帯なら、数万円が戻ります。
実は、出費は1歳増えるごとに、6歳までどんどん増加します。
出産祝いは慎重に。当てにされている孫へのプレゼントがアダにならないよう気をつけてください。
(柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)
引用元:
出産祝いは慎重かつ要注意「孫へのプレゼント」ワーストは(Yafoo!ニュース)