【ベルリン時事】ドイツ・ハイデルベルク大学病院の研究チームは21日、血液検査で乳がんの有無を判定できる手法を開発したと発表した。一般的な触診やX線を使うマンモグラフィーなどよりも早期にがんを発見でき、体への負担も少ないという。年内に、同国で実用化される見込み。

 研究チームを率いる同病院女性クリニックのクリストフ・ゾーン院長は「迅速かつ体を傷つけずに検査を行える点で画期的」と強調した。ゾーン氏が独紙ビルトに語ったところによると、マンモや超音波検査では見つけられない、5ミリ(メートル)より小さい腫瘍も発見可能という。 

 検査では、採取した数ミリリットルの血液から、「マイクロRNA(リボ核酸)」などの物質を測定し、がん細胞の有無を調べる。過去1年に乳がん患者計500人を対象に行った検査では、陽性と判定されたのは75%。この精度は、マンモと同程度だという。50歳未満ではより精度が高く、86%に上った。

引用元:
血液検査で乳がん判定=早期発見、体の負担減−独(時事通信)