エコー写真をもらえると、より一層赤ちゃんがいとおしく感じますよね。2Dだけでなく3D、4Dエコーもある現在。3Dエコーについてご紹介します。産婦人科の先生にも聞いてきました。
【ひと目でわかる妊娠週数】
※妊娠初期の妊娠週数
妊娠2ヶ月(妊娠4週〜妊娠7週)
妊娠3ヶ月(妊娠8週〜妊娠11週)
妊娠4ヶ月(妊娠12週〜妊娠15週)
※妊娠中期の妊娠週数
妊娠5ヶ月(妊娠16週〜妊娠19週)
妊娠6ヶ月(妊娠20週〜妊娠23週)
妊娠7ヶ月(妊娠24週〜妊娠27週)
※妊娠後期の妊娠週数
妊娠8ヶ月(妊娠28週〜妊娠31週)
妊娠9ヶ月(妊娠32週〜妊娠35週)
妊娠10ヶ月(妊娠36週〜妊娠39週)
エコーとは?
エコーとは超音波のこと。超音波は、人の耳に聞こえない、高い周波数の音。体内に入ると、かたいものは白く、やわらかいものは黒く映る性質を利用して、映像にしています。
超音波検査では、子宮内の様子や赤ちゃんの心拍、発育具合を診察します。初診や妊娠初期には妊娠しているかどうか、子宮外妊娠ではないかどうかの確認、子宮筋腫や卵巣嚢腫などのトラブルがないかなどをチェック。中期・後期には、赤ちゃんの発育や胎盤の位置、体の向き、羊水量などを調べます。
超音波検査には、腟に挿入する「経腟プローブ」と、おなかに当てて検査する「経腹プローブ」があります。プローブとは棒状の超音波発信装置のことで、このプローブをあてて超音波を反射させ、心臓の動きを確認します。
2Dエコー、3Dエコー、4Dエコーとは?
エコー(超音波)には2D、3D、4Dの3つがあります。
2Dは超音波を当てたおなかの赤ちゃんの体の部分ので平面的な画像です。
3Dは、2Dで映されたたくさんの断面の情報を、コンピュータが重ね合わせて立体的な映像に仕上げたものです。
4Dは、3Dの画像を1 秒間に数枚撮影したものをつなぎ合わせアニメーションのような動画にしたものです。
3Dエコーのメリットは?デメリットはある?
メリットは、赤ちゃんの形態異常が見えやすいこと。また、ママやパパにとっては、画像を見ることで、赤ちゃんをよりいとおしく感じられることでしょう。
デメリットは、3Dに限らずエコーでは、赤ちゃんの形態異常以外のことや表層から遠い奥の方のことはわからないことです。
3Dエコーとは?いつからできるの?料金は?2Dと4Dとの違いは?【産婦人科医監修】
3Dエコー・4Dエコー
3Dエコーでわかること、わからないこと
3Dエコーでわかること
超音波検査では、おなかの中にいて実際には診られない胎児を診察することができます。
万が一、問題が見つかったときは、生後すぐに治療をするための準備をすることができます。
妊娠15週までは
●子宮外妊娠ではないかどうか
●胎芽・胎児の存在とその形態、心拍
●CRL(頭殿長)を測定して出産予定日を算出
●子宮筋腫や卵巣嚢腫などのトラブルがないか
●多胎妊娠かどうか
を確認します。
妊娠16 〜 27週では
●BPD(児頭大横径)などを測定
●心拍が不整脈でないかどうか
●胎児の形態や心臓などに、大きな異常がないか
●胎児の運動の様子
●胎盤やへその緒の位置
●子宮口や羊水量
●希望があれば、性別の判断
を確認します。
妊娠28 〜39週では
●胎児の形態に異常がないか(特に消化管など)
●推定体重や羊水量の算出
●前置胎盤などのトラブルの有無
●胎児の血液や脈拍に異常はないか
を確認します。
3Dエコーでわからないこと
3Dに限らずエコーでは、赤ちゃんの形態異常以外のことや表層から遠い奥の方のことはわかりません。
3Dエコーはいつからいつまで受けられるの?
エコー(超音波)検査は費用がかかるため、必要に応じて数回という病院も、妊婦健診のたびに行っている病院もあります。
また、病院によって実施する時期が異なりますので、「いつからいつまで」という決まりはありません。
おなかの赤ちゃんの頭から足までの全身を映すことができる妊娠4ヶ月ごろからというところが多いようです。妊娠30週を過ぎると、おなかの赤ちゃんが約40cmに成長してエコーに全身が映らなくなってくるため、妊娠30週以降は3Dエコーを実施していない病院もあるので確認してみてください。
3Dエコーはどこで受けられるの?
3Dエコーはすべての病院で受けられるわけではありません。3Dや4Dを導入している産婦人科は多くはありません。2Dエコーしかないところもあるので、近所の産婦人科で導入しているかどうかは確認してみてください。
3Dエコーの料金
病院によって異なるので、確認してみてください。
また、自治体が実施している「妊婦健診補助券制度」で、エコー検査の費用なども補助範囲に含まれるところもありますので、確認してみましょう。
3Dエコー写真はもらえる?どのような形態でもらえるの?
多くの病院は、エコー写真をくれることが多いですが、もらえるかどうか病院に確かめてみてください。
3Dエコー写真や4Dの動画ビデオは有料の病院もあるので確認してみましょう。
https://millymilly.jp/column/51384
https://millymilly.jp/column/51485
取材・文/木村美穂
監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。
引用元:
3Dエコーとは?いつからできるの?料金は?2Dと4Dとの違いは?【産婦人科医監修】(ウーマンエキサイト)