自民党が、妊娠・出産のため衆院本会議に出席できない女性議員を対象に、インターネットを使って採決に参加できる遠隔投票制度の導入を求める衆院改革案をまとめたことがわかった。党内手続きを経て、衆院議院運営委員会に改革案を提出する方針だ。

 改革案は党女性局がまとめた。「表決(採決)の際議場にいない議員は、表決に加わることができない」と定めた衆議院規則148条などを改正。妊娠中や出産直後の女性議員はパソコンなどを使い、自宅など議場外からでも遠隔投票できる例外規定を設ける。

 党女性局は7日、党の国会改革のプロジェクトチーム(PT)で報告する。野党にも協力を求め、今国会で実現につなげたい考えだ。

引用元:
妊娠・出産の議員、ネット投票OK…衆院改革案 (読売新聞)