草津市矢橋町の草津総合病院で三日、四日にリニューアルオープンする産科病棟の内覧会があった。病院関係者ら約四十人が改修された施設を見学した。

 滋賀県は病院での出生率が全国で四十三位と低い。多数の診療科があり、緊急事態にも対応しやすい総合病院で出産してもらおうと改修を決めた。以前は産婦人科で一つの病棟だったが、今回の改修で産科病棟と婦人科病棟を分けた。

 改修費用は約五千万円。個室七つ、二人部屋一つ、四人部屋一つの計十三個のベッドを備える。「リラックスして出産に臨みたい」との要望が多いことから、ホテルをイメージした落ち着いた雰囲気の内装にした。患者同士が交流するラウンジも新設した。妊娠や出産などの相談相手をつくるきっかけにしてもらう。

 出産プランの費用は五十五万〜七十万円。同院では、昨年の分娩(ぶんべん)件数が百十七件で、今年は二百件以上を目標にしている。

 平野正満病院長は「京阪神のベッドタウンとして、人口増加を続ける湖南地域の医療を支えるため、産科病棟の改修は悲願だった」と話した。

引用元:
安心して出産を 草津総合病院が産科病棟改修(中日新聞)