神戸市が、市内の全9区役所に、乳幼児と親が気軽に集えるサロンを設ける方針であることが分かった。今年夏、JR新長田駅近くに完成する同市と兵庫県の合同庁舎に各区役所の市税事務所が移るため、空いたスペースを有効活用する。全施設に保育士などの資格を持つ専門スタッフを常時配置。交通の便が良い区役所に子育て支援の拠点をつくって若い世代にアピールし、定住につなげたい考えだ。(霍見真一郎)
市こども家庭局によると、各区役所で規模は異なるが、小学校の普通教室程度から約200平方メートルまでの広さを検討。絵本棚や遊具、授乳室などを設置し、少なくとも約20組の親子が同時に利用できるようにする。平日午前9時〜午後5時の区役所が開いている時間にいつでも出入りできる。
専門のスタッフが常時配置され、産後うつや育児不安などの相談に応じる。子どもが遊ぶ様子を見ながらアドバイスを受けることも可能という。
仕事などで忙しい保護者も、住民票取得などで立ち寄った区役所で近所の子育て仲間と交流できる。イベントなども企画するという。
市は、2019年度予算案に設計費などを計上する方針で、22年度までに設置を終える計画。市税事務所の移転後は、会議スペースや書類の保管場所に使いたいとの要望が各区からあったが、久元喜造市長の意向で子育て世代のための活用が決まった。
引用元:
神戸市全区役所に育児サロン設置へ スタッフ常駐(神戸新聞NEXT)