流行中のインフルエンザ。

家族の中で誰から感染したのか、ある調査結果がまとまった。


本格的な流行シーズンが到来し、感染拡大が続いているインフルエンザ。


今度の土日(19・20日)にはセンター試験が行われるこの時期、子どもの受験を控えるご家庭などでは、高まる感染リスクに気が気でない毎日を送っているのでは?


そうした家庭内のインフルエンザ感染について、感染症治療に実績のある神奈川・川崎市の「廣津医院」の院長が、独自調査で「ある興味深いデータ」を割り出した。


廣津伸夫院長

「誰が一番感染を起こすか、あるいは誰が一番感染を受けるか、そこにはどういった理由があるのかということを調べている」


調査は、延べおよそ4,700人の患者を対象に実施。


子どもを年齢ごとに、乳幼児、小学生、中高生の3つのグループに分け、これに母親、父親を加えて比較した。


この中で、ほかの家族への感染率が一番高かったのは、0歳から6歳までの乳幼児だった。


最初にインフルエンザにかかった乳幼児から、ほかの家族にうつった割合は、973人中118人で、12%を超え、最も高いことがわかった。


廣津伸夫院長

「子どもが感染してますと、お母さんは、付き添いで面倒見なきゃいけないわけですね」

「お母さん含めて、家族に感染する率が高いということになります」


40代父親

「(子どもを)隔離しても 隔離すると寂しいし。ママ、パパってなっちゃうので」


60代

「6歳の長男が一番最初に(インフルに)なって、次にママが感染して、おばあちゃんが今(インフルで)寝ています」


くしゃみや、せきなどによる飛沫(ひまつ)感染でうつることが多いインフルエンザ。


乳幼児から家族への感染を防ぐには、どうすればよいのか。


廣津伸夫院長

「家族の方は、一緒に食事しない方がいいですよね」

「お母さんはマスクをして、食事を子どもに先にあげて、お母さんは、子どもを休ませたあとに1人か、ほかの家族と一緒に食べることがいいでしょう」


子どもと親が同時にマスクを外すことがないよう、食事のタイミングをずらすなどの対策が効果的だとしている。


また調査で、乳幼児に次いで、2番目に家族にうつす確率が高かったのは、意外にも父親で8.6%。


廣津伸夫院長

「お父さんとお母さんの感染率の違いは、“意識の違い”。それにつきますね」

「お父さんからの感染率が高いというのは、感染を防御するという意識がない」


父親から、ほかの家族への感染率が高い理由は、ずばり「お父さんたちの意識の低さ」にあった。


50代父親

「(体調が悪くても)家ではマスクはしないです。これからはします」


20代父親

「(自身が感染時に、お子さんが『パパ遊んで』と来たら?)そこはもう、妻に止めてもらうしか。自分は遊んじゃうと思うので」


厚生労働省によると、2019年の第1週に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者数は、推計58万人を超え、前の週の44.6万人より、3割以上も増加した。


さらなる感染拡大を防ぐには、まずは、最も身近な家族にうつさないこと。


そのためには、高い予防の意識を持つことが重要となる。


引用元:
意外に多い「父親」から感染 インフルエンザ感染拡大(FNN PRIME)