山梨県は23日、子宮頸(けい)がん検診用として、11月2日から運用する新車両を公開した。新車両には超音波診断装置(エコー)が加わった。平成10年に導入した現行車両は、患者の細胞を採取するだけだった。また、子宮体がんなど子宮全体の検査ができるようになった。

 受診率が全世代平均を下回る20代〜30代前半の女性を念頭に、県花フジザクラをモチーフとした淡いピンクで車両の内外をデザインした。

 県は昭和58年に子宮頸がん検診車を初導入し、今回で3代目。車内はエコーのほか、検診台の高さを電動で調整できるようにし、転倒防止のために段差もなくすなどした。


引用元:
山梨県が子宮頸がんの新検診車 エコー導入(産経ニュース)