参加者「不安なくなった」
首都圏の若い世代の移住者を呼び込もうと、静岡市は27日、子育てに関する相談に特化した移住相談会を東京で初めて開いた。市職員や元保育士らが育児の不安を解消して、子連れでの移住を後押しする狙いだ。
「どのエリアの保育園が入園しやすいでしょうか」「車を使わなくても送迎しやすいのは……」。東京都千代田区の市移住支援センターで開かれた相談会で、6か月の長男を抱いた横浜市の女性(36)が不安そうに質問を重ねた。夫の開業に合わせて来年1月に静岡市に移住することを検討しており、自身の就職も考えているという。
相談に応じた市の女性職員は、施設ごとの入園倍率や、就職後に応募した方が入園に有利なことを丁寧に説明。元保育士で市子ども未来サポーターの繁田百合子さんも同席し、「少人数でじっくりと見てくれる小規模な園もおすすめ」とアドバイスした。女性は「保育に関する具体的なイメージができて不安がなくなった」と笑顔を見せた。
同センターは市への移住促進を目的に2015年4月にオープンし、その後の3年間で75世帯の移住が実現した。このうち約8割の世帯主が20〜40歳代だったといい、市の担当者は「子どもが保育園や小学校に入るタイミングで移住を検討する人が多い」と分析。今後もこの世代をターゲットに、子育てに特化した相談会を開いて移住を促していきたい考えだ。
引用元:
子育て特化 移住相談会…静岡市、東京で初 (読売新聞)