不妊治療を受けながら仕事を続けたい人が、職場の対応に関して専門家に相談できる電話窓口「仕事と不妊治療の両立支援コール」を京都府が5日から月1回、開設している。企業の経営者や総務担当者らの相談にも応じ、安心して仕事が継続できるための休暇制度の創設など職場環境の改善策について助言が受けられる。

 厚生労働省が2017年度に労働者の男女約2千人に実施したアンケートでは、不妊治療をしたことがある人は13%で、このうち治療と仕事が両立できずに退職した人が16%あった。一方、企業アンケートでは不妊治療を受けている従業員がいるかどうかは「分からない」が67%で最も多く、支援の取り組みは「行っていない」が70%に上るなど、仕事を継続するための仕組みが不十分な実態が判明した。

 府の窓口は、京都テルサ(京都市南区)内の「きょうと子育てピアサポートセンター」に設ける。電話の受付時間は第1金曜の午前9時15分から午後1時15分。事前予約すれば来所による相談を受け、状況により相談者と同行して企業側との面談を行う。担当は女性相談員1人で、看護師や産業カウンセラーなど複数の資格を持ち、企業の休暇制度にも詳しいという。

 「仕事と不妊治療の両立支援コール」は075(692)3467。受付時間以外は平日の日中、既設の妊娠出産・不妊ほっとコール075(692)3449で問い合わせを受ける。

引用元:
不妊治療と仕事の両立、専門家が支援 京都府が電話窓口開設(京都新聞)