10月1日、大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターに不妊治療を行う「生殖医療センター」が開設します。

 一般的な不妊治療では専門のクリニックで妊娠するまでをサポートして、その後は分娩のために別の病院に転院します。一方、ここでは妊娠すると同じ敷地内にある「住吉母子医療センター」で診察を受けることになりますが、ドクターやスタッフはそのまま引き継がれ、不妊治療から出産までを同じドクターらが担当することで相談しやすい環境作りを目指しているということです。こういった取り組みは、大阪府立の病院としては初めてだといいます。

 また、民間のクリニックではがんや腎臓病などの疾病を持つ患者は「リスクが大きい」などと不妊治療を断られることも多いといますが、ここではほかの診療科とも連携できるため疾病を持つ患者も積極的に受け入れるとしています。

引用元:
不妊治療から出産までサポート「生殖医療センター」開設(MBS)