八戸市は10月1日、妊娠期から産後の子育て期まで継続的な支援を行う「子育て世代包括支援センター」の業務を開始する。妊産婦や乳幼児らが抱える心身の不安や悩みに対し、保健師や助産師が家庭訪問や電話、窓口で相談を受け付けるなどして、妊産婦が安心して出産や育児ができるよう、切れ目のないサポート体制を構築する。

センターの設置場所は市庁別館2階の市保健所健康づくり推進課内で、人員は助産師ら34人。通常の窓口に加え、リラックスして相談できるよう、ベビーベッドやソファを備えた専用の相談スペース「はちまむ相談室」も整備した。

 妊娠期には、母子手帳交付時に保健師や助産師が面談。母子保健サービスなどの情報をまとめた「はちまむサポートブック」を配布し、支援プランを作成する。出産への不安が大きくなる妊娠8〜9カ月には、全ての妊婦に電話連絡をして助言や保健指導を行う。

 産後は、産後うつに陥りやすい生後1〜2カ月以内に家庭訪問をして、母親や乳幼児の健康状態を確認しながら、子育ての悩みや不安の解消に当たる。特に支援が必要と認めた場合は、産科医療機関や市庁内の関係機関と連携して包括的に支援をする。

 妊産婦一人一人に寄り添い、少しでも不安が解消できる場所を目指したい考えで、石藤フキ野課長は「妊娠中から子育て期まで相談できる場がここにある。スタッフが親身になって応じるので、気軽に訪れてもらえたら」と利用を呼び掛けている。

 問い合わせは、八戸市子育て世代包括支援センターセンター=電話0178(43)2234=へ。

引用元:
子育てを継続支援 八戸市支援センター始動へ(デーリー東北)