妊娠が分かるともちろん嬉しいですが、今までの生活を思い出すと心配になることもあります。妊娠前の喫煙や飲酒などの習慣は影響するのかという質問について、看護師さんに答えてもらいました。



妊婦さんからの質問:「妊娠前の食事やたばこなどは赤ちゃんに影響ありますか?」


『 出産予定日まであと約3ヶ月なのですが、病院では赤ちゃんの大きさは標準で、心臓もしっかり動いているから元気だよ、とは言われています。でも、私は、妊娠前は毎日コンビニ弁当でタバコも吸っていたし、お酒も毎日飲んでいました。妊娠前の不摂生が、胎児の成長に影響していないかとても心配です。妊娠がわかってからは、自炊して野菜を食べるようにして、タバコもお酒もやめましたが、妊娠前に好き放題しすぎていたので、赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるか不安です。(25歳・女性)』





妊娠初期の影響はほとんどないと思われます。

自分でも気付かないくらいの妊娠初期での影響は少ないです。ただし、妊娠3〜4ヶ月での喫煙は控えた方が良いという回答です。




『妊娠が分かってからお酒もタバコもやめたのでしたら問題ないでしょう。妊娠超初期では、薬物成分の影響はほぼないとされています。妊娠中のタバコは流産・早産のリスクを高めることは明らかですが、妊娠3〜4ヶ月までに禁煙すると、低体重児のリスクが非喫煙の妊婦さんのレベルに近づくと言われています。 赤ちゃんは無事に育っているようなので、これからも禁酒禁煙で元気な赤ちゃんを産んでください。(看護師)』





妊娠が分かってからの行動の方が重要です。

妊娠は全ての人が準備していることではないので、今までの喫煙などは仕方ない部分もあります。大切なのは、妊娠が分かった後に赤ちゃんにとって良くない習慣を見直すことです。




『妊娠前の食生活や喫煙の状況が、時々赤ちゃんに影響することもあります。ただ、計画的に妊娠する人は少なく、突然授かる人が多いです。大事なのは、妊娠がわかってそれらを改善できるか、という点になります。 妊娠中に喫煙をすると赤ちゃんが低体重になる可能性が高くなるのですが、健診で赤ちゃんの体重について問題ないといわれているのであれば、気にする必要はありません。ですが、質問者様の禁煙や食生活を変えることによるストレスが心配です。自分に合ったストレス発散方法が見つかるといいですね。(看護師)』





このように、妊娠前の生活習慣はあまり気にしなくて良いそうです。 ただ、飲酒や喫煙は赤ちゃんに低体重などの影響を与えることがあります。妊娠が分かった後は、赤ちゃんのために良くない習慣があれば改善していきましょう。



参考元:厚生労働省:最新たばこ情報宮城県:たばこ対策/妊産婦と喫煙


引用元:
妊娠前のたばこやお酒などは、赤ちゃんに影響はある?(ニコニコニュース)