兵庫県西宮市苦楽園地区の産婦人科医院とコーヒー店が共同で、妊産婦も楽しめるカフェインの少ない「デカフェ」のコーヒーを開発し、9月から販売している。水でカフェインを除去する「ウオータープロセス方式」を採用し、妊娠中や授乳中の人も気兼ねなく楽しめる一杯。産婦人科の院長は「デカフェを飲んでホッと落ち着く時間を持ってもらえれば」と話している。(斉藤絵美)
共同開発したのは、産婦人科「宮本レディースクリニック」(同市樋之池町)と、歩いて約10分の距離にあるコーヒー店「バンディービーンズ」(同市石刎町)。コーヒー好きの同クリニックの宮本博之院長(45)がコーヒー店を飲み歩いて、気に入った同店にオリジナルのデカフェ商品の開発を持ちかけた。
宮本院長によると、妊娠中や授乳中のカフェインの摂取は少量なら影響ないが、インターネットなどの情報を見て無理に我慢したり、周りの人から「コーヒーを飲んでいいの?」と言われることがストレスになったりする人がいるという。
オリジナルのデカフェはブラジルの豆を中心に、コロンビアやエチオピア、グアテマラの豆をブレンド。化学薬品を使用しない安全性が高いとされるウオータープロセス方式を採用した。
同店オーナーの名越千人さん(36)は「苦みがあり、コーヒーの味がしっかりしている。ブラックでもミルクを入れてもおいしい」とお勧めする。
宮本院長は「味も普通のコーヒーと大差ないのに、カフェインを気にせず飲めるのが一番。妊婦や子育て中の母親だけでなく、病気などでカフェインを制限している人にも、し好品を楽しんでもらえればうれしい」と話している。
9月から産前産後の入院患者にも配布中。院内でドリップバックを一つ162円(七つ入り1080円)で販売しており、誰でも購入できる。宮本レディースクリニックTEL0798・75・1103
引用元:
できました!妊産婦に優しいコーヒー 産婦人科とカフェが共同開発(神戸新聞NEXT)