出産間もない母親が精神的に不安定になる「産後うつ」を防ぐため、神戸市は10月から、産後1カ月に産婦人科などで受ける健康診査の費用を助成する。現在は自己負担だが、診査項目にアンケート形式の「こころの健康チェック」を追加。不調の兆しがあれば宿泊か日帰りでアドバイスを受けられる産後ケア事業につなげる。

 産後うつは、子育てへの不安やストレスによって抑うつ状態になる病気で、育児放棄や虐待につながる恐れもある。出産後の母親10人に1人程度にみられるという。健診費助成は厚生労働省の事業で、助成額を市と半額ずつ負担する。

 対象は市内在住者。産後1カ月時の健診1回分が基本で、医師らが認めた場合は産後2週間と合わせて2回受けられる。助成額は一般的な健診費に合わせて、1回上限5千円とした。

 健診は問診や体重測定、尿検査がある。こころの健康チェックは「笑うことができた」「不幸せな気分なので眠りにくかった」など10項目程度の質問について自分に近い状態を選択式で答える。

 受診券を発行し、今月から各区役所で母子健康手帳の交付時などに配る。問い合わせは、市総合コールセンターTEL078・333・3330


引用元:
「産後うつ」を防げ 1カ月健診の費用助成へ 神戸市(神戸新聞)