ママの多くが感じることがある育児に対する息苦しさ。

それなのに、そんな自分を「頑張っているはずなのに、私は何でうまくできないんだろう…」「私って母親失格」なんて、自分で自分を責めてしまうことも少なくありません。

今日はその中でも特に、息苦しさを抱えがちなママが陥りがちなことを筆者の経験、コーチングの視点からお伝えします。




【INDEX】
育児に息苦しさを抱えがちなママの特徴3つ
育児に息苦しさを感じやすい時ってどんな時?
心の切り替え方で、息苦しさを解消しよう

育児に息苦しさを抱えがちなママの特徴3つ

(1)真面目で、思い込みが激しい

育児書に書いてあること、周りからのアドバイス、世にいう「一般的」とされていることを、素直に、真面目に受け取り過ぎたり、“〜であるべき““〜のハズ”という思い込みが激しく、その思い込みに当てはまらない時に、自分を責めたり、子どもを責める傾向にあります。



(2)人に頼れない


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育児も、家事も、仕事も、一人で頑張ろうとします。人に頼るのが苦手で、手伝ってもらうことを“悪いこと”と捉えていることも多くあります。



(3)“良い““悪い”のジャッジをしてしまう

「弱音を吐いたらダメ」「毎日手作りの食事を作らなくちゃダメ」「20時に寝かしつけないとダメ」など、ことあるごとに条件を付けて“良い”か“悪い”かのジャッジをします。

そしてそれを自己評価につなげて、「〇〇な私はダメなお母さん」と自分にダメ出しばかりをしていることも。



育児に息苦しさを感じやすい時ってどんな時?

●自分の思い通りにならない時


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「子どもが言うことを聞かない」「子どもが思ったように育たない」「パパがやって欲しいことをやってくれない」など、自分が思い描いた通りにならない時に、子どもやパパを責めてしまう。

そして、責めている自分に嫌気がさしてイライラモヤモヤのスパイラルに……。

●生活環境が変化する時

育児休暇から復帰する時、子どもを保育園や幼稚園に預ける時、新年度を迎え進級する時、引っ越しをした時など、生活の環境や時間の流れが大きく変わるタイミング。こんな時は要注意!

新しい生活に慣れようと、いつも以上に周囲に目が向き、その場に合わせようとします。そうなると、必要以上に周りの人の目が気になり、自分らしい行動ができなくなったり、わが子を周りの子と比べて、「あの子は〇〇ができているのに、うちの子はまだできない」とダメ出しが増える傾向にあります。

●生活環境に変化がなさすぎる時

一方で、全く変化のない日常も、息苦しさを抱えることに繋がります。

例えば、毎日ずっと家、公園、スーパーなど決まった行動パターンの繰り返しだとしたらどうでしょうか。「私って、このままでいいのかな」「この子をちゃんと育てていけるのかな」などと、変わらない自分に不安を持つこともあるのでは?



心の切り替え方で、息苦しさを解消しよう

上記のように、育児に息苦しさを抱えているママの多くは“真面目で、思い込みが激しく、自分や子どもを責めてダメ出しする”傾向にあることがわかります。

この原因、実はママ自身の心の状態や、過去の経験などが大きく影響していることが多く、“育児”に限らず“パパ”との関係性や、“周囲との人間関係”などでも息苦しさを抱えることになります。

逆を言えば、ママの心の状態が整うことで、息苦しさが和らいでいくでしょう。

そのためにも、“完璧”を手放し、ダメ出しをやめることから始めましょう! ダメな自分、子育てに息苦しさを感じている自分すら、そのまま丸ごと認めちゃいましょう!

他人に認められるよりも、自分で自分を認める方が、早く心を整えることができます。なぜなら……、自分のことをコントロールする方が、他人をコントロールするよりも楽ですね!

引用元:
育児ストレスで「息苦しさ」を抱えがちなママの特徴って?(It Mama)