シスメックス(神戸市中央区)は、「ヘルスケアの進化をデザインする」というミッションのもと、血液や尿などを調べる検体検査に必要な機器、試薬、ソフトウェアの研究開発から販売・サービス&サポートを一貫して行っています。


 近年、女性活躍推進などを背景に、企業内託児所を設置する動きが活発化しています。シスメックスは、子育てをする社員が安心して働ける環境整備として、約10年前に企業内託児所を設け社員のキャリア復帰を応援してきました。企業内託児所開設以前は、妊娠や出産を理由に退職する社員も多くいました。そこで「出産や育児を理由にキャリアを中断することなく、安心して働ける環境を整備したい」との思いから、2009年4月、中核研究開発拠点の一角に企業内託児所「シスメックスキッズパーク」を開設しました。「元気に遊んで いっぱい食べて 健康に生きる力を身につける」をコンセプトとするシスメックスキッズパークは、緑豊かな敷地に加えて、地元アーティストがデザインした遊具を設置するなど、子どもの健やかな成長を支える恵まれた保育環境が整っています。

 また運営委託業者のご協力のもと、独自のカリキュラムを採用しています。例えば食育。食に対して興味を持ってもらうために、施設内で給食を調理し、調理の音や香りを感じる機会や、庭に野菜栽培エリアを設け自分の手で食材に触る機会、さまざまな国や地域の料理を通じて異文化に触れる機会を設けています。さらに、最近は、異なる年齢の子どもたちが一緒に生活する「縦割り保育」にも部分的に取り組み始めました。「年齢別保育」と「縦割り保育」をバランスよく組み合わせ、年少者が年長者の行動を見ることで、また、年長者は年少者の面倒を見ることで、お互いに刺激を受け成長する機会となっています。

 加えて、利用者に寄り添う運営方針も魅力の一つです。最長午後8時までの延長保育や、利用者や先生の声を取り入れた制度変更など、利用した社員からは柔軟な運営が高く評価されています。

 託児所設置以降、「上司や同僚から育休取得や時短勤務に対しての理解が得やすくなった」「子育ての話題など職場内コミュニケーションが活発化した」といった社員の声もあり、社内全体の意識改革にもつながっています。

 企業内託児所の他にも育児休業制度や就業時間短縮制度など、ワークライフバランスを支援する施策を推進することで、当社の育児休業取得後社員の復職率はほぼ100%となっており、16年には女性活躍推進法に基づく認定制度「えるぼし」の最高位「3段階目」を取得しています。

 シスメックスは、今後も従業員一人ひとりの人格や個性を大切にするとともに、安心して能力が発揮できる職場づくりに取り組んでいきます。(IR・広報部 江畑早紀)


引用元:
これが自慢の… シスメックス 企業内託児所 柔軟な運営に評価 /兵庫(毎日新聞)