2016年度に自治体が立ち入り調査した認可外保育施設のうち、44・6%が国の指導監督基準を満たしていなかったことがわかった。厚生労働省が19日、公表した。認可外保育所の1353施設、ベビーホテルの581施設で基準違反が見つかった。

 自治体への届け出が必要な認可外保育施設は、17年3月現在で6050施設。内訳は認可外保育所が4638施設(前年度比197減)、ベビーホテルは1412施設(同15減)だった。

 このうち4338施設に立ち入り調査を実施。違反内容は、職員や乳幼児の健康診断をしていない▽消防訓練をしていない▽保育従事者が足りない――などの事例が多かったという。


引用元:
認可外保育施設、4割超が基準違反 人手不足・訓練せず(朝日新聞)